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25地区進路指導研究協議会について

平成24年度~28年度

25地区会場校一覧

25地区進路指導・キャリア教育の充実に向けて

                                   埼玉県進路指導・キャリア教育研究会 会長   

 本研究会は、昭和37年に発足し、55年目になります。平成25年度から研究会の名称を「埼玉県進路指導・キャリア教育研究会」と改称し、理事に小学校長、専門委員に小学校教員を迎え、小学校の進路指導・キャリア教育の推進という視点も踏まえ活動しております。

進路指導・キャリア教育研究協議会は、昭和45年に県南、県北の2会場で県内高等学校の中途退学者増加の問題解決を目的に始まり、昭和47年に県下4会場、昭和57年には埼玉県教育委員会と本会(埼玉県中学校進路指導研究会)との共催で県下26会場、平成12年から地区をまとめ、県下25地区の中学校を会場として開催されるようになりました。高校中退やニートやフリーターの増加、中1ギャップなど、進路指導・キャリア教育の課題は山積し、小中高校と連携した意図的、計画的な進路指導・キャリア教育の推進が強く求められています。これらの諸課題に正面から取り組み、学級活動を核とした研究授業の公開は、延べ800校を超えました。これらの実績は、第38回全国中学校進路指導研究協議大会で日本進路指導協会長賞受賞という形で評価していただきました。これらは埼玉県内全中学校の協力の賜であります。

さて、本年度も25地区進路指導・キャリア教育研究協議会は、各会場で様々な工夫や取組がなされています。ゲストティーチャーによる体験授業、教科・道徳を視点としたキャリア教育の実践等、内容は多岐に渡っています。特に、全学年・全クラスの公開授業の増加、開催が11月に集中しことによる3年生の公開授業の大幅な増加、扱われた題材や内容の豊富さ、特別支援学級の公開等が28年度の特色です。さらに、研究協議では講演会や全体会・分科会などが開催され、活発な意見交換が行われ、指導者の先生方からは貴重なご指導をいただく機会となっています。

各地区では、持ち回りや順番で中心となる学校を決定し、担当されていることと存じます。企画・立案、当日の運営、まとめ等々、細部に至るまで気苦労が絶えないと推察いたします。数年前から計画的に取り組み成果を全校で共有し、進路指導・キャリア教育の充実につなげている学校もあります。一方、多くの先生方が本会の活動への期待と、担当された先生方の熱意が本会の支えとなっており、身近で貴重な進路指導・キャリア教育の研修ができるというのも本会の活動が継続している理由の一つかもしれません。お陰様で、3年連続参加者が1000名を超えました。来年度以降も県下25地区で進路指導・キャリア教育の充実に向けて、協議会としての活動を継続して参りますので、これからも会の活動にご理解、ご協力のほどお願いいたします。

なお、平成29年11月10日(金)に第43回関東甲信越地区中学校進路指導研究協議会が埼玉県立大学・越谷市立千間台中学校で開催されます。本県の25地区の実践を関ブロ埼玉大会でも紹介していきたいと考えております。さらに、大会運営へのご協力と多くの方々の大会へのご参加を期待しております。

最後になりましたが、今日までご指導いただきました指導者の先生、関係団体の方々にお礼申し上げますとともに、今後のご指導・ご鞭撻をお願い申し上げ、あいさつとさせていただきます。

平成28年度25地区

  会場校授業風景

埼玉県進路指導・キャリア教育研究会

​埼玉県進路指導・キャリア教育研究会

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